おばあちゃんのはんてん

半年前に亡くなったおばあちゃんの家に行きました。中学生くらいの頃までは半年に一回くらい行き来していて、よく話したり遊んでもらいました。その後は何となく疎遠になっていて亡くなる前にかろうじて数回お見舞いに行けた程度で心残りがありました。

一緒に住んでいたおばさんが、この所、遺品整理をしていたらしく、おばあちゃんと背格好があまり変わらない私におばあちゃんがよく着ていた「はんてん」をくれるというので、ぜひともと言って貰ってきました。

冬になると大概着ていて、一緒にコタツに入って話をしていたときのことをよく思い出します。おばあちゃんの匂いみたいなのがしっかり染み付いていて、とても懐かしく愛おしく、そして安心します。言い方が難しいのですが、これを着てみるとなんだか自分がおばあちゃんになった気がします。おばあちゃんが生きているような気がするのです。