田舎だから大丈夫なことがたくさんあります。
例えば、カギを締めません。
留守にする時にドアを開け放って出掛けることはありませんが、カギは締めないのが普通です。
だから、カギっ子の寂しさは知っているようで知らないかもしれません。
そして、宅配便も置いていってもらうのが普通です。
不在通知を受け取って、改めて連絡をして届けてもらうなんてややこしいことは皆無。
我が家にも「いつもの場所」があるので、そこに置いて行ってもらえば安心なのです。
ぶっちゃけ、それは外に設置してある室外機の上。
庭に侵入して来れば誰にでも目に付く場所ではありますが、いまだかつて誰かに荷物を悪さされたことはありません。
もしかすると気が付いていないだけかもしれませんが、きちんと荷物は届いてお礼も言えています。
それを考えると、都会は大変なんじゃないかと他人事ながら心配になってしまいます。
カギを掛けていても泥棒に入られてしまったり、受け取りそこなった宅配便は不在通知を見て連絡をしてからじゃないと受け取れなかったり。
不便じゃないのかしら。
田舎ならではのローカルルール。
どうぞ途絶えることがありませんように。